♪「グループレッスン」と「個人レッスン」~どちらを選んだらよいの?

『4歳になる子どもに、初めてピアノを習わせたいのですが、「グループレッスン」と「個人レッスン」では、どちらがいいのでしょうか。』

親御さんからよくあるご質問です。

結論から申しますと、「どちらにも良い点と悪い点があります。ご自分のお子さんの性格に合うレッスン方法に決定しましょう」ということになります。

ポイントは、「ご自分のお子さんにどちらが合うか」ということです。他の親御さんやお子さんとの関係などは、とりあえず考えずに、ご自分のお子さんだけに焦点を合わせて考えましょう。

それぞれのレッスンの良い点と悪い点をお伝えしますね。

◆グループレッスン
大手楽器メーカーの教室などでよく行われているレッスン方法です。幼稚園の課外保育などで、出張グループレッスンという形で行われることもあります。

良い点、悪い点を考えてみましょう。

◎良い点
・同じ年代のお子さんが数名集まって、みんなで同じことをするので、歌ったり踊ったり、リズムをとったり、みんなで一緒に楽しく遊び感覚で音楽の基本を覚えることができます。
・他の人の演奏を聴いて刺激を受けることもできますね。
・お母様同士の交流もはかることができます。

〇悪い点
・人見知りするお子さんは、打ち解けられずに楽しさを感じられないこともあります。
・全員同じカリキュラムで同時に進んでいくので、つまずいたりできなかったりしたときは、親子ともどもストレスを感じます。ついていけるように家で必死になって教える、ということもよくあります。
・「みんなまとめて」が主体なので、きめ細かく教えることに難しさがあります。
・グループレッスンの場合、電子ピアノだけまたは電子オルガンだけになることも多く、「本物のピアノ」を弾く感覚がつかめません。

◆個人レッスン

◎良い点
・ひとりひとりの個性に合わせた教材を使用し、保護者とのコミュニケーションを大切にするので、お子さんが難しさを感じた時にはすぐに対処することができます。
・お子さんの進度に合わせた教材を使用するので、上達の速度が速くなります。
・きめの細かいサポートができるというのは最大のメリットです。

〇悪い点
・レッスンの時にみんなで一緒に、という機会はあまりありません。

お子さんが、みんなで楽しく遊び感覚で習いたいと感じている場合や、グループレッスンの進度に合わせることができる場合はグループレッスンも良いものですが、ひとりひとりに合わせたきめの細かいレッスンでどんどん上達させたい場合は個人レッスンの方が効果的です。

にいおかピアノ教室はすべて個人レッスンです。その理由は、やはりお子さんの個性は一人一人違うということです。そのお子さんのことを考え、お子さんに合ったオーダーメイドのレッスンプログラムを考え、実施しています。それにより、一番早く上達できるように工夫しています。

もちろん、個人レッスンでも、先生との連弾を多く取り入れて、人と合わせる楽しさを体験してもらっています。他にも、イベントとして発表会、終了コンサート、ミニコンサートなど他の人の前で演奏する機会を多く持つようにしています。

♪過去のイベント♪

いかがでしたか。グループレッスン、個人レッスン、どちらが合うかはそのお子さんによります。ただ単に、「子どもの友達がやっているから」とか、「口コミで人から勧められたから」という理由で、お子さんの大切な教育の機会を選択しないでください。

せっかくピアノを習うのですから、お子さんが楽しみながら速く効果的に上達するレッスンを選択したいですね。

 

♪ピアノを家に用意する必要はあるの?

『子どもにピアノを習わせたいのですが、家にピアノはありません。教室で弾くだけでなく、家にもピアノを用意して練習する必要はありますか。』

これも親御さんからよくあるご質問の一つですね。

一言で申しますと、「家にもピアノを用意する必要があります」ということになります。

ピアノは反復練習により上達していきます。そのため、教室で週に1回、数十分だけ学んだだけで、それを繰り返し練習する機会がないと、上達することは難しいのです。

教室で学んだことを、家で翌週までの間に繰り返すことにより、記憶と体の動きが一致してゆきます。スポーツにも言えることですが、日々練習をして、だんだん無意識でも行えるように上達するのです。

お子さんは上達を実感できないと、だんだんピアノを弾くことが嫌いになってゆきます。お子さんが喜びをもってピアノを続けるためにも、家にピアノを用意する必要があるのです。親御さんにピアノを用意する気持ちがなければ、結局レッスンを継続していくことは困難になってしまいます。

これに関連して、「どんなピアノを選んだらよいの?」という質問にもお答えしますね。

これは、「電子ピアノ」と「生音のピアノ」のどちらを選んだらよいかという質問です。それぞれのご家庭でいろいろな住宅事情、家族構成などがありますので、「それぞれの事情に合わせて選んで」いただければと思います。

ただし、電子ピアノと生音のピアノは楽器として「別物」ですので、両方の良い点と悪い点を理解した上でお選びください。

◆電子ピアノ

電子ピアノとは、キーボードのように、電子的に音を出す楽器です。それでも、アップライトピアノのような外観と、88個の鍵盤、鍵盤のタッチを重くし、生音のピアノに近づけているものがほとんどです。代表的な製品は、カワイのCAシリーズ、ヤマハのクラビノーバCLPシリーズなどがあります。

カワイCAシリーズ

電子ピアノの良い点、悪い点を考えてみましょう。

◎電子ピアノの良い点
・場所を取らないコンパクトな作りで、重量も生音のピアノより軽いので、だいたいどの部屋にも置くことができます。アパートや間取りの厳しい家でも対応できるかもしれません。
・ボリュームコントロールができるので、夜間などに低音量にして練習できます。ヘッドフォンも使用できますので、いつでも練習できるというのはいい点ですね。
・録音機能付の機種の場合、連弾曲を一人で演奏するといった、電子ピアノならではの使い方もできます。
・生音のピアノに比べて価格が安いことも魅力です。そういう点では準備しやすいですね。

〇電子ピアノの悪い点
・どんなに生音のピアノに似せて作られていても、鍵盤の敏感さが劣ります。実際に弾き比べるとその差がはっきりと感じられます。教室レッスンは生音のピアノで行ないますので、この違いがレッスン中の戸惑いなどにつながることもあります。
・大きい音、小さい音は出せますが、様々な音色を表現しようとしても、微妙な音色の違いは表現することができません。ピアノ演奏の大事なポイントである「音の表現」という点で劣るのです。
・電子ピアノだけ弾いていると、お子さんが学校で伴奏者に選ばれて生音のピアノを弾いた時、タッチの違いにとまどったり、上手に弾けなかったりすることもあります。
・電子ピアノは電化製品です。長く使いたいと思っても故障することもありますし、何十年も使用できるものではありません。

◆ピアノ(生音のピアノ)

いわゆるピアノとは、鍵盤を押し下げるとハンマーが弦を叩いて音を出すという楽器です。このようなピアノを生音のピアノと呼んで、電子ピアノと呼び分けをしています。形としては、グランドピアノとアップライトピアノの2種類です。

ヤマハ グランドピアノ

ヤマハ アップライトピアノ

生音のピアノの良い点、悪い点をお伝えしますね。

◎ピアノの良い点
・これが一番大きい点ですが、「音の表現が無限にできる」ということです。ピアノという楽器は、簡単に音を出すことができますが、実は指先や腕の力の入れ具合などで様々な音色を使い分けることができるのです。

ピアノは演奏者の「様々な感情まで微妙に表現できる」楽器です。ピアニストは技術を駆使して音色を使い分け、感情を込めてすばらしい音楽を奏でます。そうしたピアノのおもしろさを学んでみたい、または学ばせたいと思うのならば本物のピアノが一番です。電子楽器には残念ながらそこまでの表現はできません。

・これも重要な点ですが、レッスンの初めから生音のピアノで練習するなら、「より良い耳が養われる」という点です。微妙な音のニュアンスを繰り返し聞くことにより、それを表現できるようになるのです。

・耐久性という点でも生音のピアノは優れています。新品を購入して、定期的にメンテナンスすれば40年~50年はもつと言われています。(※ただし使用する時間が多い場合、それより早く寿命になることもあります)お子さんからお孫さんまで、末永く使用できるのも魅力のひとつです。

〇ピアノの悪い点
・一番難しいのは、大きく場所を取るので設置できる所が限られるという点です。
・重いというのも問題で、部屋によっては土台の補強が必要だったり、アパートの2階には置けなかったり。住宅事情でどうしてもピアノが置けない、ということもありますね。
・音量が調整できないので、ご近所との兼ね合いも生じるかもしれません。
・調律などの定期的なメンテナンスが必要になりますので、購入した後も費用がかかります。

このように、それぞれの良い点、悪い点を比較しましたが、まとめますと、最終的にどちらにするかはそれぞれのご家庭で、次の2つの要素を考えることになります。

1.物理的に設置できるか
2.お子さんにどこまで本格的に習わせたいと思っているか

この2つです。

1の要素は、今お住まいの住宅事情ですぐに判断できると思います。

2の要素は、それぞれのご家庭の考え方で変わると思います。もし、ピアニストとまではいかなくても本格的にピアノを習いたい、または習わせたいと思っている、お子さんに良い音楽教育をしたい、良い耳を育てたい、…などと考えておられる場合は、生音のピアノをお勧めします。

単に自分の好きな曲を上手に弾けるようになりたい、楽しみとして音楽をしたい、またはピアノに打ち込んでもらいたいと願っているが、今は住宅事情が許さない…という場合は、電子ピアノが良いと思います。

これまでお伝えした内容をぜひご家庭で話し合って、どちらのピアノにするか決定してください。せっかく始めるレッスンですから、「こんなはずでは…」とならないように、よく熟考して良い決定ができることを私も願っています。

 

♪ピアノを購入する時 ― 新品?それとも中古?

『家で練習するためのピアノを購入することにしましたが、新品でなければなりませんか?それとも中古でもよいのでしょうか?』

お子さんのレッスンが決まって、さてピアノを用意しようという時に、必ずと言っていいほど浮かぶ疑問ですね。

何がなんでも新品が良い…という考えの方、多いと思います。でも、ピアノの場合、絶対に新品が一番!ということはありません。新品にも中古にもそれぞれの良さがあります。

新品を購入する場合、アップライトピアノでも、費用として最低40万円以上が必要になります。ハイグレードなアップライトは100万円以上します。ここで疑問が出ます。

「40万円のピアノと100万円のピアノ。同じ音がするのでしょうか?」

答えは、「いいえ」です。

確かに楽器店で弾き比べてみると、ほとんどの方は値段の高いピアノの方がいい音だと感じるでしょう。そう考えると、満足のゆく良い音のピアノを購入するには、必ず新品で、しかも値段が高いピアノがベストだという考え方になってしまいがちです。

もし、新品のピアノを購入した場合、購入後数年間は、3か月~半年に一度程度の調律を何度もしなければなりません。こうした費用も掛かることになります。

新品のピアノはいずれにしても費用が掛かります。

もちろん、新品のピアノを定期的にメンテナンスしていけば、40年~50年くらい弾くことができますので、長い目で見ればお得という考え方もあります。

では中古ピアノはどうでしょうか?20年、30年経ったピアノはダメなピアノなのでしょうか?

いちがいにそうとも言えません。

ずっとメンテナンスされて状態が良い中古のピアノは、実は安い新品のピアノよりも良い音がします。値段が新品よりも安く、いい音のピアノが手に入るのです。最近は状態の良い中古ピアノを、中も外もきれいにしてリニューアルピアノとして売っている楽器店もあります。

かなり昔のアップライトピアノ

こうした中古ピアノを探すことができれば、購入費用を抑えつつ、良い音のピアノが手に入るのです。そして、すでに年数が経過してピアノの木材も安定していますので、調律期間も1年に一度程度ですむのです。

しかし、中古の場合は使用年数がある程度経っていますから、購入後さらに40年~50年もたせるのは難しいと言えます。この点が、中古ピアノの悪い点と言えます。

では、どういう中古ピアノを選べばよいのでしょうか。

ピアノは作られた年代によって木材や金属などの材質が変わってきます。以前は国産がメインでしたが、最近はヴェトナム産、中国産などもかなり出回っています。質の悪い木で作られたピアノと質の良い木で作られたピアノでは音の違いは明らかです。

中古ピアノは、どんなピアノ材が使用されているか、またどんなメンテナンスがされてきたか、こうしたことがはっきりとわかるピアノを購入することがポイントです。

中古車を購入することと似ているかもしれませんね。使用年数に加え、どのように使用されてきたかが重要なのです。

にいおかピアノ教室では生徒さんとじっくり話し合い、そのご家庭で最善のピアノが選べるよう、楽器店や中古ピアノ店をご紹介しています。

では、まとめてみましょう。

ピアノは、新品でも中古でも大丈夫です。それぞれのご家庭で、それぞれの事情に合わせて選ぶことができます。

考えるポイントをまとめますと、

●新品は、

・値段が高い
・数年間メンテナンスの頻度を高くする必要がある
・音や品質は安定している
・40年~50年くらい使用可能(※使用時間により寿命が前後します)

●中古は、

・値段が安い
・よい中古の場合はメンテナンスの頻度が新品よりも低い
・それぞれのピアノによって音のよさにばらつきがある
・使用可能年数は新品よりも少ない

こうしたことをよく考えて、ピアノを購入してください。ピアノを習おうとするその決意はすばらしいことです。私もぜひお手伝いさせていただきます。

 

♪電子ピアノの選び方~なんでも良いの?

『うちの事情を考え、電子ピアノを購入することにしました。電子ピアノであれば何でもいいのでしょうか。どんな種類を選んだらよいでしょうか?』

家族でよく考えて電子ピアノにされたようですね。でも、いざ電子ピアノを購入しようとすると、その種類の多さに戸惑ってしまいます。そこで、私のおすすめをご紹介いたしますね。

電子ピアノといっても脚のないキーボードタイプのものもあれば、脚が付いたタイプのものもあり、鍵盤の数もいろいろです。

ピアノのレッスンを効果的に受けるには、やはりピアノに近い仕様の電子ピアノがおすすめです。

一言で言いますと、『鍵盤の数が88あって、鍵盤が適度に重くピアノに近いタッチで、ペダルがあるもの』となります。

どの楽器メーカーもピアノに近い電子ピアノをそろえていますが、種類がたくさんありすぎてよくわからない…という方も多いかもしれません。

私が実際に弾いてみて、ピアノに比較的近いタッチのものをいくつかご紹介します。

<カワイ>
CAシリーズ -木製鍵盤を使用し、生音のピアノに近いタッチとサウンドを実現

<ヤマハ>
クラビノーバ CLPシリーズ -音、鍵盤、ペダル。すべてを調和させグランドピアノの音を追求

アリウス -ピアノの基本にこだわって、レッスンに必要な機能をシンプルにまとめたシリーズ

それぞれのシリーズの中にも、グレードの違いがたくさんあります。楽器店などでいろいろ弾き比べて、好みのタッチ、音色、デザイン、価格などを比較してからのご購入をおすすめします。

ちなみに、電子ピアノは電化製品ですので、耐久性を考えると中古品のご購入はおすすめいたしません。そこが生音のピアノとの違いになります。

 

♪レッスン中、小さい下の子 どうしよう?

教室レッスンでときどき、こんなお問い合わせをいただきます。
「子どもにレッスンを受けさせたいのですけど、小さな下の子がいます。レッスンの間、どうしたらいいですか?」

お母様にとって切実な問題ですね。
でも、ご安心ください!

にいおかピアノ教室では、お母様と小さいお子さんがレッスン室の中で一緒にお待ちいただけるようにしています。
お母様は下のお子さんのお世話をしながら、上のお子さんのレッスンを見学することができます。

だからお母様もお子さん達も安心。

2歳くらいになるお子さんには、待ち時間にピアノに興味をもってもらうための「プレピアノセット!」(こちら→)を用意しています。
この教材を使って、レッスン中は静かに待っていることを練習してもらいます。

どんなに小さいお子さんでも、興味持ったその時から、いろんな方法で楽しみながら音楽に親しむことができますね。

 

♪幼児のレッスン〜4歳前は早すぎる?

にいおかピアノ教室では幼児のレッスンは4歳くらいからですが、ときどき3歳半くらいでレッスンを始めたいというお問い合わせをいただきます。

レッスンを始められるかどうかの基準は、実は何歳であっても当てはまることですが、
「先生のお話をある程度聞く気持ちがある」ということ。

自分中心にただ遊びたい、というのではレッスンをすることができません。

短い時間でも先生のお話が聞けるお子さんなら、一緒に楽しくレッスンできます。

初めから30分ピアノを弾いて、というのはもちろん無理ですが、1回1回のレッスンでいろんな短いメニューをこなしながら、気がついたらピアノの前にいる時間が長くなってきた!こんな感じで楽しみながら少しずつ。

でも、ピアノをあまり弾かないレッスンなんてムダなんじゃないかしら?というお母様もいらっしゃいます。

そんなことはありません。ムダなことなんて1つもないんです。
早く始められるなら早いほど良いと思います。

実はこのムダに思えるレッスンがピアノを弾くための基礎づくりなんです。
音を聴くこと、歌うこと、リズムをとること、楽譜を目で追うこと、指を上手に動かすこと…

幼児には覚えておきたい基礎がたくさんあります。
早めに土台を据えておくなら、幼児はそれをじっとたくわえて、ある時ビュン!と成長します。

今までやってきたすべてのことがつながった時、どんどん自分で楽譜を読んで弾いていきます。
そう、おもしろいくらいどんどん弾きますよ〜。(「じっとたくわえて〜…ビュン!と成長♪」をご覧ください)

だから早めにレッスンを始めるのは大切です。
4歳前でもお子さんがピアノを習いたいと言ったなら、ぜひ体験レッスンをお申し込みください♪

 

♪月3回レッスンの良い点は?

「レッスン回数が月3回では少ないので、進度が遅くなるのでは?」というお問い合わせをいただくことがあります。

毎週毎週決まった曜日にきっちりとレッスンした方が、お子さんが上達する…と考えてのことです。

確かに毎週きっちり決まった習慣があるのは良いことですね。
でも回数だけでピアノは上達するのでしょうか?

ヤマハやカワイなど大手のピアノ教室や個人のピアノ教室でも、毎月4回・年間48回レッスンまたはそれ以上レッスンするところはほとんどありません。だいたい年間36回レッスンから44回レッスンのところが多いです。

にいおかピアノ教室では月3回レッスンをおすすめしています。

というのは、ピアノはレッスン回数が多ければ上達するというものでもないからです。

上達のポイントは、レッスンで学んだことを次のレッスンまでに生徒さん自身がじっくりと練習すること。そして定着させること。それで毎回のレッスンでは、『生徒さんが次のレッスンまでに何をしてきたらよいか』をしっかりと理解してもらいます。あとは家で練習あるのみ!

だからレッスン間隔が2週間空いたとしても、2週間分練習して曲を熟成させてから次のレッスンを受けるので、レッスンではかなり良い演奏ができ、テキストの進み方も速くなります。

間隔が空くことで時間に余裕ができ、新しい曲も自分からどんどん練習するようになります。

20年以上前、私がピアノ教室を始めたばかりの頃、レッスン回数を年間46回にしていました。
その頃と現在のレッスン回数(年間にすると36回)とではレッスン進度は違うのでしょうか?

驚くかもしれませんが、現在のレッスン回数の方が生徒さんの上達速度が速いのです!

つまり、大切なのはレッスン回数ではなく、「レッスン内容を充実」させ、「次のレッスンまでに何をするべきかを生徒さんがしっかり理解するように教えること」なのです。

さらに月3回レッスンの良い点は、

毎日忙しくいろんな活動をしているお母様も、毎日いろんな習い事をしているお子さんも、レッスンがない週は、その時間を他の用事で使ったり自分のために使うこともできますね。

「今週はちょっとホッとできる週」

これ、けっこう大切だと思います。
リフレッシュしてまた日常を始めるなら、やる気も出てきますよね♪

 

♪出張レッスン~生徒さんにおすすめの理由は?

にいおかピアノ教室、「教室レッスン」と「出張レッスン」があります。

家にわざわざ来てもらわなくても…と思って、教室レッスンを選ぶ方、多いかもしれません。

では出張レッスンのメリットは?

自宅に先生が来てくれる、というのは最大限の時間効率活用術。
先生が来るぎりぎりまで自分の予定をこなすことができますね。

ご自宅でお仕事をしている方にとっては、出張レッスン 本当に助かります。お子さんがレッスンをしている間も、お母様はご自宅だったら自分の用事ができます。
赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭、妊婦さん、シニアの方、車を運転しない方にとっても、先生が自宅に来てくれるのは安心。

教室レッスンだったらどうでしょうか?

先生のところに出かけるための時間を取り分け、さらにレッスンの時間を取り、帰宅するまでの時間もあり。出かけるための準備もいろいろあるかもしれません。教室レッスンは、時間をよけいに取られるということです。

さらに出張レッスンの良い点は?

いつも練習してる自分のピアノでレッスンできるのも魅力。ピアノが変わるといつも通りの演奏ができないものです。いつもと同じように、同じ環境で自分のピアノを弾くなら、レッスンのときも緊張しないで良い演奏ができるもの。

そして出張レッスンだからこそ!

先生は、生徒さんのご自宅のピアノでどんなふうに弾いたらすてきな音が出せるのか、ご自宅のピアノではペダルはどれくらい深く押したらいいのかなどをお知らせすることができるんです。

基本的なことですが、イスの座り方と高さ、イスとピアノの距離、補助ペダルの高さなど、自分では判断しにくいところも先生からアドバイス!

いかがですか?出張レッスン、たくさんメリットありますよ~♪

 

♪出張レッスン~高いの?高くないの?

「出張レッスンはお月謝が高くなるので…」と思われがち。
本当に高いでしょうか?

たしかに出張レッスンには出張費が加算されます。
「出張費=交通費」と考えがちですが、出張費=交通費ではありません。

出張レッスンは生徒さんにたくさんのメリットがあります。

生徒さんにたくさんのメリットを提供するので、先生にはその分の負担がかかります。
たとえば…生徒さん宅までの行き帰りの時間、交通手段と交通費、出かけるためのさまざまな準備など。教室レッスンなら、いろんな教材はすぐ手に取れるところにありますが、出張レッスンの時は必要な教材を持参します。

その他の負担としては、それぞれの生徒さん宅のピアノの違いです。ふだん慣れ親しんだ自分のピアノなら、すてきな音は簡単に出せるもの。でも自分がふだん弾かないピアノで良い音を出す…そして、ペダルのかけ方などをアドバイス。

どんなピアノなのかを判断する力と経験がないとできません。

このようなわけで、出張レッスンは先生に負担がかかります。

だから、「出張費=それぞれの生徒さんのために先生が負担するものすべて」、ということになります。

にいおかピアノ教室の出張レッスンでは、1回の出張レッスンごとに、生徒さん一人に対して500円の出張費をいただいています。詳しくはこちらをご覧ください→レッスンのご案内

にいおかピアノ教室、出張費以上のメリットとレッスン内容です♪
ぜひ出張レッスンをご検討ください。

 

♪何歳から始めることができますか?

4歳くらいのお子さんからレッスンさせていただきます。
それぞれのお子さんの成長に合わせた教材を使用し、楽しい雰囲気の中でピアノを基本から学べます。

大人の方は何歳からでも大丈夫です。
この年になってから始められるかしら…と心配される方もいらっしゃいますが、みなさん始めるとどんどん上手になっていきますよ。
月2回コースやワンレッスンコースもありますので、ご自分のペースで無理なく続けられます。

 

♪ピアノは全くの初心者ですが、大丈夫でしょうか?

大丈夫です!
ピアノにさわったことのない方、楽譜が読めない方でも安心してレッスンが受けられるよう、丁寧にレッスンします。姿勢、椅子の座り方や手の形から始まり、ご自分のペースで無理なく進めることができます。
誰でも最初は初心者です。一緒にがんばりましょう。
大人の初心者の方もご安心ください。

 

♪振替レッスンはありますか?

学校行事に配慮した2ヶ月ごとのレッスン予定を前もってお渡しします。
生徒さんのご都合による振替レッスンは、申し訳ありませんが致しかねます。返金無しのお休み扱いとなります。続けて2回お休みする場合は、2回目のみ振替レッスンを致します。

 

♪忙しくてなかなか時間が取れません

あきらめないでください。
レッスン中に一緒に練習して、少しでも弾けるようになりましょう。
効率の良い練習方法をお伝えしますので、少ない時間でも弾けるようになる!を実感していただけると思います。

 

♪月々の月謝以外にかかる費用はどのくらいですか?

入会金はありません。
最初にそろえる教材が、5,000円~6,000円くらいです。
教材が進むごとに、一冊1,000円~2,000円の教材実費をいただきます。
発表会参加費は10,000円~12,000円程度です。(希望者のみの参加で、1年~1年半に1回行っています)
その他、コンクール、グレード受験などは実費をいただきます。

 

♪発表会はありますか?

参加希望の生徒さんのみ、1年~1年半に一度、発表会を予定しています。
発表会のために練習をがんばると、自分が思っている以上に上達するものです。
どんどん参加してくださいね。
本番をたくさん経験することは、上達の近道です。