きらクラ！～BGM選手権スペシャル

クラシック入門に最適の、NHK FMきらクラ！
2018年 新年第１回目の放送は、

BGM選手権スペシャル

毎回、お題に合わせたクラシックの曲をリスナーから募集し、どれが一番ふさわしいかを競うもの。
お題はあらゆる分野から出題されますが、

今回は「百人一首７首」を続けて読み上げたものに、
「どんなクラシックの曲が合うのか？」

 

 

鵲の　渡せる橋に　置く霜の　白きを見れば　夜ぞふけにける　　中納言家持

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む　　柿本人麻呂

花の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに　　小野小町

朝ぼらけ　有明の月と　見るまでに　吉野の里に　降れる白雪　　坂上是則

天の原　ふりさけ見れば　春日なる　三笠の山に　出でし月かも　　阿倍仲麻呂

田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士のたかねに 雪は降りつつ　　山部赤人　

これやこの　行くも帰るも　別れては　知るも知らぬも　あふ坂の関　　蝉丸

 

いったいこれらに何の曲を合わせるの？
と、興味津々で聴いていると…

「ハンガリー民謡“孔雀”による変奏曲から第14変奏」
コダーイ作曲

千年前の風景が目の前に～！
こんなにピッタリの曲があるのね～。
ハンガリー民謡なのに…
ひとしきり感動。
「ダイヤモンド富士が見えました」と、出演者のふかわりょうさん。

 

 

さらにこんなBGMも。

「スポーツショー行進曲」
古関裕而 作曲

私には陸上競技場のトラックを、カルタが順番に行進していく姿が見えました。
おもしろすぎて笑いが止まりません♪

 

クラシックをこんなふうに楽しめる、きらクラ！ほんとすごい番組です。

まだお聴きになったことがない方はぜひ！

 

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