ピアニスト辻井伸行さんのお母様に学ぶ、子どもの能力を伸ばす方法
辻井いつ子さん。
ピアニスト辻井伸行さんのお母様。
ハンディを持った息子伸行さんに自信を持たせ、すばらしいピアニストに育て上げた人。
いつ子さんがピアノの練習よりも重視していたことは、
子どもの演奏に素直に感動して、ほめること。
そして、子どもの「やりたい!」という気持ち、主体性を育てること。
その結果、17歳でショパンコンクールに挑戦。
若すぎること、ハンディがあることを言い訳にせずに、お母様は挑戦させるための努力を惜しまなかった。
ファイナリストになれなかったときの伸行さんの様子を、いつ子さんはこう語っています。
「みんな何を泣いているの?僕は平気だよ。また、次頑張ればいいよ」と明るく言いました。
伸行は、大好きなショパンのコンクールで演奏できたことを、本当に楽しんでいたのです。
自尊心を持つように子どもを育てるなら、結果が伴わないときでも喜べるのです。
もちろん悔しさがまったくないわけではありません。
それでも喜べることを発見できて、素直に喜べる。
ほめることと自尊心を持たせること。
お子さんの能力を伸ばすためにとっても大切ですね。