4期で学ぶ・ピアノのための絵でよむ音楽史
ピアノを習っていると「4期」という言葉をときどき耳にすると思います。
4期って?
西洋音楽史の4つの時期のこと。
古い順に、
バロック期
古典期
ロマン期
近・現代
コンクールや音大入試などでも4期から出題されることがあります。
それぞれの時期の音楽には明確な特徴があるのです。
それで音楽史を4期にわけているのです。
4期を子ども達にわかりやすく教えるには?
「ピアノのための絵でよむ音楽史ー4期で学ぶ」
中村菊子著・ヤマハミュージックメディア
この本自体は大人向けのわかりやすい本。
絵や写真、年表、楽譜など参考資料がふんだんに盛り込まれているので、この本を見せながら先生が説明するか、または簡単な説明プリントを用意。
ピアノが作られる前の時代はチェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ…と楽器はどんどん改良されていくのですが、写真で年代順に見ることができるのもこの本の特徴。
写真の出典として「浜松市楽器博物館」所蔵のものが多く使用されています。
浜松に住んでいると気軽に行ける楽器博物館。
やっぱりあそこはピアノの歴史を実物を通して見ることができるすごい場所。
4期をしっかり理解してピアノを学ぶと、子ども達は自分がどの時代の曲を弾いているのかがよくわかり、ますます表現豊かな演奏ができるようになりますね♪
時代背景…より深い表現をするために大切です。