♪楽しく上達♪ 基本を大切に ②指の形
ピアノを弾く時、「指の形に注意して」とよく言われます。
どんな形で弾くのが良いのでしょうか?
インターネットの写真素材で子どもが鍵盤を弾いているものをいくつか見てみました。
おもしろいことに、多くの写真はモデルの子どもたちが好きなように指を開いて楽しそうに弾いてはいますが、「この写真をピアノ教室のホームページに使いたい!」というものはありませんでした。
つまり、ピアノを弾いている写真素材をホームページに使ってしまうなら、その指の形を見て教室の教え方が疑われてしまうかもしれない、ということです。
残念なことですが、ピアノの弾き方を気にしていない写真が多いような気がします。
どんな指の形で弾くかは、どんな音が出せるかにかかわってきます。
それくらい指の形は大切です。
指先をぱちんと合わせてから、力を抜いてふわ〜っと開き、指をピアノの鍵盤に置いてみましょう。
1本1本の指がこの形のまま音を出していますか?
小さいお子さんは関節がとてもやわらかいので、第一関節が逆側にそってしまうことが多いです。
これをしっかり直すことで、すてきな音が出せるようになります。
覚えるのには時間がかかるかもしれません。
教室ではいろいろな方法で「正しい形」の練習をします。
家でピアノを弾く時も、ときどきお子さんに気づかせてあげて、根気よく教えてください。
きっとすてきな音が出せるようになりますよ!