ピアノキッズの初心者ママにできること~その3・ママの役割は?
ピアノキッズのママにはできることがたくさんあります。
その1では、ママの心構えを→ピアノキッズの初心者ママにできること~その1・ママの心構え
その2では、ママが注意しなければいけないことを→ピアノキッズの初心者ママにできること~その2・3つの注意点
今回、第3回目は
「ママの役割」
どういうこと?
お子さんがピアノを習い始めると、ママは一生懸命教えなきゃ!という気持ちにさせられます。
でも、「どんなふうに教えるのか」がとっても重要です。
ピアノを弾けるママも弾けないママも、
「先生の代わりに家では私が教えなきゃ!」
と思わないでくださいね。
教えるのは先生です。
ママは先生のサポート役。先生の代わりではありません。
もしママが家で先生のようにお子さんを教えると、お子さんはレッスンで先生の話を聞かなくなるかもしれません。
家でママが教えてくれるので、レッスンでの集中力がなくなります。
そしてママに頼り切った練習は、お子さんの自発性や自立心をさまたげます。
だからママが家でお子さんを教えるときはサポート役を意識して。
「先生はレッスンの時になんて言ってたっけ?」
「どんな指の形で弾いたらいいかな?」
教え込むのではなく、レッスンでやったことを思い出させるようにすると効果的。
お子さんが楽譜を上手に読めないときは、一緒に音符の読み方を練習しましょう。
音符カードで覚えたり、リズムを練習したり。
けっしてママがピアノを弾いてお子さんに丸暗記させないでくださいね。(→その2をご覧ください)
お子さんの練習を心からほめて、
「○○ちゃんがどんどん上手にピアノを弾けるようになって、ママうれしいわぁ♪」
「もう少し大きくなったら、こんな曲が弾けるようになるといいね。楽しみにしてるね!」
期待や希望を持った声掛けを。
ママが上手にサポートすると、お子さんはのびのびと自発的に楽しんでピアノを練習するようになります。