ピアノ発表会・先生にできること~その1<発表会前>
先日、2018年のにいおかピアノ教室の発表会が終了しました。
毎年、発表会を経験するごとに上手になっていく生徒さん達。
発表会のたびに生徒さん達の成長を実感してうれしくなります。
ピアノ発表会の成功のポイントは?
何をもって成功というかにもよりますが、
にいおかピアノ教室では、生徒さんと保護者のみなさまが、「発表会に参加して本当によかったね」と思っていただけるなら成功だと思っています。
発表会での満足感。
これにつきます。
そのためには、聴いてくださる方々のために、止まらず、まちがえず、心を込めてすてきな演奏をしなければ。
だから発表会ですてきな演奏をするための練習の計画が大切。
ただなんとなく練習していれば上手になるわけではありません。
上手になるための練習を「いつから始めるか」
そして、
「どの程度のレベルの曲を選ぶか」
これが発表会の成功につながってきます。
「どの程度のレベルの曲を選ぶか」
いつも弾いている曲よりも、ものすごーく難しい曲を選ぶと、その曲だけを練習するために何ヶ月もかかってしまいます。
ふだんやっている他のテキストができなくなることもあります。
だからにいおかピアノ教室では、
発表会の曲は「いつもよりもちょっとがんばって弾ける曲」
言い換えると、ちょっとがんばらないと弾けない曲です。
でも、ものすごーくがんばる必要はありません。
そのメリットは?
いつも通りのレッスンを中断しないでそのまま進めることができるので、テキストにそって上達するだけではなく、発表会の曲でちょっと難しいことをやっているうちに、それがだんだん普通のことになってきます。
つまり無理なく、生徒さんが気が付かないうちにレッスンの質を上げることができるということに。
そして、無理して練習していないので、発表会後に燃え尽きる…ということはなく、またいつも通りのレッスンを再開できます。
「発表会の練習をいつから始めるか」
これは生徒さんの家での練習の仕方と性格によってまちまちです。
発表会が終わったらすぐに次の発表会の曲を練習する生徒さんもいれば、発表会の2ヶ月前から練習する生徒さんもいます。
余裕をもってじっくり練習し、仕上げた曲を何ヶ月か弾き込むことで自信が付く生徒さん。
仕上げた曲を何ヶ月も弾いているとイヤになってしまう生徒さん。
ほんと、いろいろ。
それぞれの生徒さんに合わせて練習期間を決めます。
みんな一緒に3ヶ月前から~、ということはありません。
選曲のレベルと練習期間。
これがばっちりかみ合うと、発表会では満足のいくすてきな演奏ができますね。
あとはピアノ発表会2週間前にリハーサルをして、プチプレッシャーをかけて、最後の追い込み~♪
これもけっこう大事。
→ピアノ発表会のリハーサルは2週間前に!
ただなんとなく…では発表会の成功はありません。
先生にできることを最大限に行なって、みんなが満足できる発表会を。
まだまだ先生にできることはたくさんありますよ~。
つづく。
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