コンクール…一発勝負にならないために
幼児がピアノのコンクールに出る場合、どんな不安要素があるでしょう?
小さな子どもは気持ちが不安定なことがよくあるので、その時々の気分によって演奏もずいぶん変わることがあります。
いつもは上手に弾けていても、今日はなんだか…
音もテンポもいまいちパッとしなくて…
せっかくコンクールに出るのだからいつも通り上手に弾いてほしい、というのが先生とお母様の気持ちですよね。
レッスンではいろんな状況を想定して弾いてもらったり、良かった時の演奏といまいちの時の演奏がしっかりわかるように教えてあげることなど、いろいろと対策を立てています。
が、こればっかりは〜
ということもありで、何事も生徒さん自身の経験になり次の年にはもっと良い演奏ができるようになったりします。
良かった時にはもちろんたくさんほめますが、
良くなかった時のフォローも忘れずに!
コンクールに参加する動機は、だれかと競うことではなく、自分の音楽をみんなに聴いてもらうこと、自分も聴く人も思わずニッコリするような演奏を、こんな気持ちを幼い時から教えたいです。
幸せな気持ちで演奏するなら幸せな音楽が奏でられますね♡
コンクールを経験してたくましくなってほしいなぁ、と思います。