第18回ショパン国際ピアノコンクール予備予選終了
10月にポーランドのワルシャワで行われる、第18回ショパン国際ピアノコンクール。
その予備予選が7月に行われ、151名の予備予選参加者のうち87名が本大会に出場することに。
Chopin InstituteではYouTubeで予備予選を連日LIVE配信し、配信直後からアーカイブでも視聴できたので、参加者の演奏を十分楽しむことができました。
加えてInstagramではストーリーズでピアニストたちの演奏前のバックヤードを公開。
プレッシャーと戦いながら、すばらしい演奏を披露してくれたピアニスト達を身近に感じられ、SNSを駆使した発信にChopin Instituteの意気込みを感じました。
とにかく手軽に楽しめた予備予選。
私が視聴した中で特に印象的だったのは、
反田恭平さんの演奏。
直前の演奏者 Talon Smith の繊細で色彩あふれる音の後、
反田さんの第1音。
本当にさっきの演奏者と同じピアノ?というくらい優しく深みのある音。
音が響いた瞬間から彼の世界に引き込まれ、あっという間の30分。
コンクールというよりは、反田恭平リサイタル。
カーテンコールもあったし、本人自分のリサイタルと思っているのでは?というくらい自然体で別次元の演奏。
聴けてよかった。
予備予選通過者の中には、2015年浜松国際ピアノコンクール第1位のアレクサンダー・ガジェヴ、2018年浜松国際ピアノコンクール第3位のイ・ヒョクなど実力者も多数。
かてぃんも予備予選通過してますね。
2018年浜松国際ピアノコンクール第2位の牛田智大さんは予備予選免除で本大会に出場。
と、いろいろ楽しみな第18回ショパン国際ピアノコンクール。
今年の秋はショパン色になりそうです。