ファツィオリFAZIOLI~第18回ショパンコンクールで初優勝ピアノに

 

2021年10月に行なわれた第18回ショパン国際ピアノコンクール。

第1位のブルース・リウが使用していたピアノは、

FAZIOLI ファツィオリ

 

明るく品のある音で、ブルース・リウの演奏ととてもよく合っていたように感じます。

 

私の中では、

とうとうファツィオリが1位に!

国際コンクールでピアニスト達になかなか選んでもらえなかったファツィオリ。

 

ところが今回は、ファイナルで3名がファツィオリ。
それも1位、3位、5位と好成績。

ファツィオリの良さを十分引き出すピアニスト達。
演奏を聴いていてとても気持ちがよかったです。

ファツィオリの調律師やスタッフはどれだけがんばったことでしょう。
努力が報われた瞬間ですね。

 

ショパンコンクールでファツィオリのすてきな演奏をたくさん聴いていたら、

to fazioli トゥーファツィオリ

 

 

という、ジャズピアニスト山本英次のアルバムを思い出し、さっそく聴いてみる。

 

このアルバム、1998年にファツィオリの音にこだわりぬいてレコーディングされた逸品。
当時のステレオ誌で優秀録音CDとして評価されているよう。

クラシックとはまた違ったスタンダードジャズの世界。
ファツィオリの音が心地よく響きます。

 

あれから20年以上。

ファツィオリは選ばれるピアノに成長したのだと、郷愁を感じるのでした。