第27回グレンツェンピアノコンクール東海地区大会終了♪
先日、第27回グレンツェンピアノコンクール東海地区大会が終了しました。
にいおかピアノ教室から参加した生徒さんは、うれしいことに
『今回もトロフィーをいただきました!』
コンクールまで毎日一生懸命練習していたので、良い結果が出せて本当に私もうれしいです。
グレンツェンピアノコンクールは年間を通して、予選・本選・地区大会・全国大会と進みますが、
今回参加した生徒さんは、地区大会まで今シーズン3回コンクールを経験したことになります。
コンクール会場はすべて浜松市のアクトシティ浜松。
<予選>中ホール→<本選>大ホール→<地区大会>中ホールの順でコンクールが行われました。
アクトシティ浜松のホールはすべて、浜松国際ピアノコンクールでも使用されるので、ピアニストやピアニストの卵たちと同じホール・同じピアノで演奏できるのは本当に良い経験になります。
どんなふうに良い経験になるのでしょうか?
大きなステージでの舞台度胸が付きます。
発表会よりも大きなステージです。コンクールに慣れてしまえば、発表会のステージはそれほど緊張しないもの。
そして表現力の向上も。
ただ単に楽譜通り上手に弾くことではなく、楽譜の中に込められている作曲者の意図を考えながら、それを自分ではどう表現するか。この表現の部分をふだんのレッスン以上に突き詰めて、1曲に長い時間をかけて練習します。
幼児の課題曲はとても簡単そうに思えますが、表現を深めるとどんどんすてきな曲に仕上がります。
そしてどんどん良くなっていく自分の演奏を生徒さん自身が実感するので、これが演奏の自信につながります。
そして大切なこととして、
グレンツェンピアノコンクールでは3人の審査員が点数をつけるだけでなく、簡単な評価をくださいます。
この評価をいただくことで、客観的に見た生徒さんの長所や短所を知ることができ、今後のレッスンの参考にもなります。
コンクールは、レッスン以外で誰かに評価していただく貴重な機会ですね。
生徒さん達には評価を受け止めて、さらにこれからの進歩につなげてほしいと思ってます。
コンクールに参加することの目的は、他の人と競うことではなく、自分自身の演奏の向上。
もちろんトロフィーをいただくことでうれしさ倍増ですが、それ以上に貴重なものをたくさん得ることができる、それがコンクール。
ぜひたくさんの生徒さんにコンクールを経験してほしいです♪