♪楽しく上達♪ 〜お母様にできること②具体的なほめ言葉

「上手だね」「とってもいいよ」

こんな言葉をかけられるとうれしいものですね。
ただ、毎回毎回 練習のたびに同じ言葉を繰り返してお子さんをほめるとしたらどうでしょうか？
たぶん、お母様が機械的にほめているだけ、心からほめてくれているわけじゃない、と思ってしまいます。

でも、「何をほめたらいいのかわからない 」というお母様もいらっしゃいます。
こんなふうに考えてみてください。

何をほめられたら自分自身はうれしいだろう？

前はできなかったけれど、今はできるようになった事。
これは確かにほめられてうれしいことですよね。
できなかったとしても、努力したことがんばったことをほめられるのもうれしいことです。

こんな視点でお子さんの練習を見守るなら、たくさんほめ言葉が出てくるんです！

「毎日練習がんばってるね。約束をちゃんと守っていてお母さんうれしいよ。」
「さっきより上手になったね！」
「そこのところ弾けるようになったね。すごいっ！がんばったね〜。もう一度聴きたいな。」
「その弾き方、お母さん好き。指の形がとってもいいよ〜♫」

…などなど、お子さんの努力と上達した点を探すとたくさんほめるところが見えてきます。
ぜひ具体的にほめてあげてください。
それもたくさんたくさんほめてください。
お母様からのほめ言葉はお子さんにとって何よりうれしいものです。
うれしいと練習をがんばります。
練習をがんばると上達します。
上達するとますます楽しくなります。

ぜひいろんなほめ言葉を探してみてくださいね。

でも、ほめ言葉にはちょっとした注意が必要です！
次回は、効果的ではないほめ言葉についてお話ししたいと思います。