「もうピアノのレッスンしない」～再び！

ある日のこと出張レッスンに行くと、

「もうピアノのレッスンしない」

と幼児の生徒さん。

たしかこのセリフ、2回目か3回目。

どんなに小さいお子さんでも、やらないからには必ず理由があるもの。

こんどは何？
と思いながら理由を尋ねると…

「だって、△△△△△△△△△△△△△…」

となりました。

つまりたくさん理由があると。
この生徒さん、とっても繊細で敏感な心を持っています。
不安があると先へ進めなくなるのです。

たくさんある理由の中でも、すぐに解決できそうなことからさっそくレッスンで。

練習している曲に出てくるタイという記号が難しいこと、
8分音符のリズムが難しいのに指くぐりまである～！

幼児には大問題ですね。
きっとがんばってがんばって、それでもできなくて「やらない！」になったのでしょう。

一緒にリズム練習を何度もやって、タイ無しで何度も弾いて。

あら、リズムも指くぐりもできちゃった！
タイがなければとっても上手。
今週はタイ無しで～。

楽しかったみたい♪
その後自分からピアノを弾いていると、お母様からご連絡いただきました。

理由を尋ねて問題解決！

幼児であってもコミュニケーション、大切です。

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