トンプソン　はじめてのピアノ教本～小学生から始めるならこれ

初級のテキスト、今回は、

アメリカの作曲家、ジョン・トンプソンによる初級のテキスト、

トンプソン　はじめてのピアノ教本（ヤマハミュージックメディア）

 

 

小学生からピアノのレッスンを始めたい生徒さんもたくさんいます。
ある程度字が書ける年齢になっていたら、このテキストで。

テキストの中には書き込めるようにあちこちにワークシートがあります。
音符の名前を覚えたり、音名を覚えたり、拍子に合わせて小節線で小節を区切ったり。
ちゃんと理解して進めるようになっています。

第1巻ではまんなかのドから始めて、左右とも5本の指で弾ける範囲までに徐々に音域を広げていきます。
覚えたことを何度も練習できるような工夫があるので、しっかり着実に力が付けられます。

 

私が特に気に入っているのは連弾の伴奏。
ドの音だけの曲やハ長調の曲でも、ハ長調以外から和音を借りてきたり、転調したり。
初級にありがちな「ハ長調だけの曲」にならずに、すてきなハーモニーを楽しめます。

伴奏を付けることで、正確なテンポや、1拍目をはっきり聴き取るリズム感も身に付きます。

 

トンプソンにはトンプソンの良さがありますね。

他のテキストと併用して、さらに楽しくレッスン♪

 

 

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