秋に向けて発表会の練習、始めてます♪

 

にいおかピアノ教室では秋にピアノ発表会があります。

参加する生徒さん達は曲の練習にとりかかっています。

 


 

発表会に何度も参加している生徒さんもいれば、今回がはじめての発表会の生徒さんも。

発表会で演奏する曲は、今の自分よりもちょっとだけがんばって弾ける曲、が多いです。

「ちょっとだけ」というのは生徒さんそれぞれ。
程度はちがうけど、みんな現状のままではなくて、ちょっとがんばります。

 

がんばることのメリットは?

がんばることでできることが増えて、演奏技術がアップ。

忍耐力や、コツコツ練習する力もアップ!

だんだん弾けるようになっていく充実感と満足感も~。

そんなわけで、みんなちょっとだけがんばる曲を選択。

 

でもでも、ものすご~くがんばる曲はおすすめしていません。
がんばりすぎると楽しく練習することができなくなって、悲しい気持ちになってしまうから。
悲しい気持ちで演奏すると、どんなに上手に演奏できてもすてきな演奏にはなりません。
生徒さんもいやな思い出になってしまいます。

だから、「がんばってよかった~」と思える程度のがんばりを。

選曲は生徒さんと相談しながらですが、がんばりすぎに注意しながらちょうどよく♪

 

発表会で先生が大切にしていることが2つあります。

一生懸命練習する曲なので、楽譜を自分んでしっかり読んで練習し、楽譜がスラスラ読めるようになってほしい。

ただ上手に弾くだけなら、耳コピと指まねでもできるかもしれませんが、それをすると楽譜を読まなくなってしまいます。譜読みの力を伸ばすことができません。だからあえて自分で楽譜を読んで弾いてもらいます。

そしてもう一つは、

発表会でベストパフォーマンスをするために、発表会の1か月前には上手に曲が弾けるようになってもらいたい。そして発表会まで、さらに自信をもって演奏できるように弾きこんで~。

発表会ぎりぎりにようやく弾けるようになった曲は、良い演奏でしょうか?
余裕のない演奏を発表会で披露して、終わったとたんにすべて忘れてしまう…たくさん時間をかけて練習したのにもったいなさすぎます。
完成した曲を1か月かけて何度も弾きこむことで、演奏に余裕が生まれて表現に磨きがかかります。
だから早めに曲の完成を。
たくさん弾きこんだ曲は忘れにくいですよね。発表会後も機会を見つけていろいろなシーンで演奏してもらいたいです♪

 

子供たちにとってピアノ発表会の本番は、少しの緊張と楽しいひと時。
発表会までの練習期間も学びの時間です。
たくさんのことを吸収して、人間力も音楽力も成長。

先生はそのためのお手伝いをがんばります♪