第10回浜松国際ピアノコンクール~牛田智大君は第2位

 

楽しかった第10回浜松国際ピアノコンクール。

 

 

第1位はジャン・チャクムル

3次予選のチャーミングなモーツァルトが印象深いです。

本選はこん身の演奏で、あっという間に終わった感じ。
最後まで聴き入ってしまいました。

 

第2位は牛田智大

指揮者とオーケストラと聴衆と、みんなが一つになったラフマニノフ。

彼は本選でこの曲を演奏するために浜松に来たのだと感じました。

プロフェッショナルの気配りと、一生懸命さが光って聴衆賞も受賞。
ついでにワルシャワ市長賞も受賞したので、ワルシャワでの演奏会へ。
近い将来、ショパンコンクールもあるので良かったのではないかと思います。

 

第3位はイ・ヒョク

ヤマハのピアノで奏でる美しい音が印象的。

本選は、本人が一番楽しんでいるようでした。
途中、楽しすぎて笑っているようにしか見えなかった。

 

1位から3位の演奏は、コンクールというよりも「コンサート」
演奏そのものを楽しめるすてきな音楽会。

 

次回のコンクールも楽しみに。