第9回浜松国際ピアノコンクール

戦車、大砲、雷、嵐、花火、小川のせせらぎ、小鳥のさえずり…

1つの楽器でこれほどたくさんの音が表現できる楽器は何でしょう?
もちろん「ピアノ」です。

今、浜松では3年に一度の「浜松国際ピアノコンクール」が開催されています。
世界で活躍することをを目指す若手ピアニスト達が参加して、ピアノの演奏を競い合っています。

一次予選では持ち時間25分で2曲演奏します。
続けて6人ほど聴きましたが、同じピアノでもこれほど違うのか、というくらい演奏者によって音が違います。加えて、演奏者は3台のピアノの中から好きなピアノを選択できるのでますます音の違いが出てきます。

テクニックも表現力も一流のピアニスト達ですから、もう上手い下手という次元ではなく、私の場合 好みの演奏かどうかという判断になってしまいます。
さまざまな曲を聴いていて、ピアノって本当にいろんな音が出せるんだなぁ、と改めて感じました。

一度に何人もの演奏を聴き比べるというのは、コンクールならではの贅沢なひと時だと思います。普段の自分の演奏に刺激を加えるためにも、ぜひ一度立ち寄ってみてください。