ルイサダの公開レッスンを聴講

 

世界的ピアニストであり指導者でもあるジャン=マルク・ルイサダ。

先日、彼の公開レッスンをオンラインで聴講しました。

 

 

期待と不安で緊張気味の生徒さん。

演奏を始めると数小節で、

「ストップ!ノー!ダーメ!」

日本語も…

指使いやトリルの弾き方を指導。もちろん通訳付きですよ。
なぜその指使いなのか、どんな音色で弾いたらよいのか、など細かくわかりやすく説明してくれます。
そして出してほしい音をルイサダが弾くと、オンラインでも音色の違いがよくわかります。
すばらしい音。

曲の解釈あってこその演奏。
弾き方のテクニックと表現を、生徒さんが弾けるようになるまで何度でも、わかるまで辛抱強く教えてくれる。

できないときは「ダーメ、ダメ、ダメ!」

できたときは「very good!」


初めから終わりまで、ルイサダの熱心さと辛抱強さを感じることのできる2時間でした。

 

それにしても、日本人は普段レッスンで「ダメ」と言われることはあまりないと思うので、何度もダメダメと言われると衝撃が走るのでは…

「ダメ」の持つ破壊的な奥深い意味をルイサダは知っていらっしゃるのかな?

 

何度ダメ出しされても大丈夫!という気持ちの強い人向きのレッスンかもしれません。
だからこそダメの後のvery good!には絶大な効果があるのかも~。

 

オンラインレッスンが当たり前になっている今だからこそ、気軽に聴講できました♪

 

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