ドレスデンフィル&小川典子

2018年浜松国際ピアノコンクールの審査委員長に就任したピアニストの小川典子とドレスデンフィルハーモニーのコンサートがアクトシティ浜松でありました。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」では粒のそろったすてきな音で小川さんらしさを出していました。

何を表現したいか、というのは本当に演奏によく現われますね。
さらっとしすぎず、濃すぎずちょうど良い。
オーケストラとも溶け合って心地よい演奏でした。

そして最後は私の大好きなブラームスの交響曲第1番。
指揮者は足が長くて背が高いザンデルリンク氏。
どんなブラームスかしら…と、ワクワク。

少しだけ重めだけど重すぎず、これもとっても聴きやすい。
この曲はどの楽章にも心に残るメロディーがたくさんあるので、あっという間に終わってしまった!という印象。
もう終わりなの?…という演奏はなかなかないです。

それくらい素晴らしかった♪

ときどき本物の演奏を聴く機会を持つのは大切ですね。
心に残った感動は自分の演奏に生きてきます。

みなさんもぜひ。